天津初のバス高速輸送システム 郊外の武清区~市街地に導入へ

天津市武清区交通局は、5月7日(水)、天津で初となる「バス高速輸送システム(BRT)」を、同区に導入する計画を進めていることを明らかにした。
BRT建設ビジョンは3段階に分かれ、最終的に天津と北京、河北省に至る道のりを2時間で結ぶ予定となっている。
第1段階として開通するのは、武清区の楊村ターミナル~河北区白廟の勤倹立交橋まで。
運行中のバス路線の整備完了後に、BRT専用レーンを導入する。最短運行間隔は3分で、省エネ仕様の専用バス50台を配備、25キロの距離を60分で結ぶ。
武清区は市街地に出る移動人口量が多く、バス利用者数も多い地域で、BRTの導入により渋滞の緩和が期待される。
運賃は現行のバスよりも2~3元安くなる予定で、利用者数は1日5~7万人を見込む。
(5月8日)

~北京・天津ジャピオン2014年5月19日号

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