【北京7月17日】銀座の有名寿司店「すきやばし次郎」が北京に出店するという情報に対し、同店を運営する次郎インターナショナル株式会社は近日、その計画はないことを明らかにした。
『ウォールストリートジャーナル』7月11日(金)の報道によると、関係者の話として「すきやばし次郎」のオーナー兼寿司職人・小野二郎氏の次男・小野隆士氏が今年8月、北京に海外第1号店を開くと明かしたことを紹介。この関係者は飲食チェーンの長期投資者で、「すきやばし次郎」北京店にも約80万ドルを投資したと話していた。だが後日、小野隆士氏は、この人物と面識はなく、店を訪れた客の可能性があると話している。
「すきやばし次郎」の小野二郎氏は〝寿司の神〟と称され、今年4月に米国のオバマ大統領が訪日した際に、同店で安倍首相と会食を行っている。
~北京・天津ジャピオン2014年7月28日号