【天津8月12日】天津市婦女児童保健中心によると、今年5~7月に天津市内で来年の未年(ひつじどし)に分娩予定の妊婦は3万182人と、2013年同期比で約4000人増であることが分かった。
中国の民間伝承によると、未年生まれは苦労すると言われ、一部の人は子どもが未年生まれであることを隠したがるとされる。これを受け、未年の出生率は降下すると予測されていた。
関連部門は、同市では今年2月に〝単独両孩(夫婦ともに一人っ子の場合は2人目の子ども可)〟政策を実施したため、今後3年で毎年1~2万人の出生人口が増加すると予測している。現在、20世紀80年代の第3次ベビーブームの出生人口が相次いで結婚・生育期に突入していることも追い風となっている。
~北京・天津ジャピオン2014年8月18日号