【京津10月21日】環境保護部の統計データによると、今年三季度（７～９月）の空気レベルは大幅に改善され、北京市 のＰＭ２・５平均濃度は１立方メートルあたり52マイクログラムで、前年同期比で29・７％下降した。
今年７～９月、北京・天津・河北省の13都市のうち、天津、秦皇島、張家口の３都市で空気レベル基準達成日比率が80 ～１００％に、北京、廊坊、石家庄など６都市で50～80％となった。
また、北京・天津・河北省全域のＰＭ２・５濃度は 平均18・５％、ＰＭ10は15％、二酸化硫黄は21・７％下降した。
同データによると、今年７～９月の北京市の空気レベル基準達成日比率は54・３％で、約２日に１日の割合で達成日と なった。
なお、重度汚染日は３日間で、前年同期比２日減となっている。
一方、環境保護部は10月20日（火）、23日（金）～25日（日）の北京・天津・河北省の一部及び周辺地区で重度汚染が発生する可能性があると警告を発布している。

～北京・天津ジャピオン2015年10月26日号