豊台区の万柳園小区で10月17日(水)夜から18日(木)午後にかけ、同住宅区と隣の凍食品工場宿舎の十数匹の飼い犬が、付近の草地で散歩した後に立て続けに嘔吐、死亡する事件があった。
宿舎に住む女性によると、事件発生後、飼い主たちは自発的に証拠を探し、黄色い液体が入った容器、肉の塊に差し込まれたビニール管、一本の骨と肉のかけらを見つけたという。
これらが犬の毒死に直接関わるものかは分からないが、事件解明に役立つことを期待していると話している。
犬たちは生前、一様に宿舎前の草地を散歩した後に嘔吐や下痢を引き起こし、一時間以内に死亡していることから、事件は誰かが故意に毒を撒いた可能性があるとし、19日(金)には豊台区警察が捜査を開始している。
(10月20日)
~北京ジャピオン2012年10月29日号