【天津6月12日】西城区は6月12日(日)、報告会にて北京第二実験小学校白雲分校の教室内の空気及び運動場の検査測定結果を発表した。これによると、運動場に異常はないものの、異臭は未だに存在することがわかった。
西城区教育委員会主任によると、同校の運動場の異臭に対して、研究を進めると同時に改善方案を制定する計画で、全面撤去または部分撤去により、一週間以内に運動場の異臭を処理するとしている。
同校では5月26日(木)、6時~7時の間に10人の父兄が、子どもが突然、鼻血を出したため学校を休ませると訴えていた。その後、校内で父兄会が開かれた際、「運動場から鼻を突く臭いがする」という話が持ち上がり、父兄会に参加した父兄の中にも、帰宅後に鼻血が出た人がいたという。事態を重くみた西城区教育委員会は、この件に介入していた。
同校では、2015年の夏休みに運動場を改装していた。
~北京・天津ジャピオン2016年6月20日号~