ガラスや動画で〝見える厨房〟飲食サービスの透明化を奨励へ

【京津4月28日】最近、国家市場監督管理総局は飲食サービス提供者に対し、透明なガラス窓の採用や動画による中継などの方法により厨房内の工程を公開することを奨励するとの内容の文章を発表した。同時に、インターネットの動画サイトへの公開を奨励するとした。

同局が発表した「餐飲服務明厨亮竈工作指導意見」の中に記載したもので、飲食サービスの衛生化、透明化を目的とする。

記載によると、厨房のガラス窓の表面はホコリや油汚れが一切ない、磨き上げられた状態であることを求めており、ガラスの上に貼るシールなどで視界を遮ってはならない、窓の両サイドに視界の妨げとなるような物を置いてはいけないという。

また、調理過程や食事時間に設備が正常に運行しているか否かを保証するため、映像による厨房設備の公開を要求。中でも、小中学校、養老院の食堂、食事宅配会社などの飲食サービスに対し、動画での情報公開を奨励するとしている。

~北京天津ジャピオン2018年5月7日号~

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