【北京6月8日】最近、朝陽区将府公園にて、ある市民が撮影用のレフ板(光を反射させる板)を持ち込んだところ、入園を拒否された件が物議を醸している。
同公園の警備員によると、園内にレフ板等の撮影機材を携帯し、撮影を行うことは禁止しているという。これは緑地を保護するための処置であり、レフ板は園内で禁止されている結婚写真、芸術写真撮影に用いる専用機材であることから、その持ち込みは禁止行為の疑いがあると説明している。
現在、天檀公園、景山公園などでは、入口に注意書きの看板を置くなどし、園内での結婚写真及び芸術写真の撮影を禁止。一方、朝陽公園や太廟では、数百元の撮影料金を支払うことで撮影を許可している。
北京市公園管理中心によると、市立公園における結婚写真、芸術写真の撮影は禁止されており、北京市発展和改革委員会は、朝陽公園など企業に属する公園は結婚写真撮影に対し、料金を請求することは可能だとしている。
~北京天津ジャピオン2017年06月19日号~