【北京8月11日】最近、文化財保護関係者により圓明園の流散文物展示区に展示されている狛犬の口の中の石玉が紛失した疑いがあると指摘された件を受け、圓明園は8月11日(金)、調査の結果、石玉は紛失したのではなく、文化財倉庫に保管するため取り出したと回答した。
圓明園によると、石玉が容易に取り出せることが発覚したため処置を施したもので、今後、文化財の保護・防犯を強化するため、さらに同展示区の改造を行うとしている。
圓明園では虎目石、城瓦など約8万点の文化財、約5万点の出土文化財を保管しており、文化財の保護に5000万元以上を投入している。
~北京天津ジャピオン2017年08月21日号~