北京初のモダン路面電車西郊線 年末の試験運営に向けて調整中

【北京10月20日】北京公共交通控股(集団)有限公司によると、西郊線は最近試運行の段階に入り、年末には開通試験運営となることが分かった。

現在、列車13本の準備が整い、技術者が車両設備を調整中。試運行は毎日7時~17時まで、巴溝駅から万安駅までの区間で行われている。

西郊線は1本の定員が300人。運行間隔は一定で、観光のピーク時には2本を連結して運行することで対応する。

チケットは自動券売機で販売するほか、一卡通、スマホAPP、またはスマホのNFC機能での決済も可能。

全長8・8kmの西郊線の駅は巴溝、頤和園西門、茶棚、万安、植物園、香山の6駅。沿線の昆玉河、南水北調紀念園、頤和園、北塢公園、玉泉郊野公園、万安采摘園、北京市植物園といった名勝地を結び、北京のレジャーの新たな主要路線となる。

~北京天津ジャピオン2017年10月30日号~

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