北京の消費者クレーム状況分析 6月、11月の大型セールに集中

【北京3月12日】最近、北京市工商局が発表した「2017年度消費者クレーム状況分析」によると、同年に受けた消費者クレーム数は前年比18・8%増の約18万8500件だった。

このうち、6月、11月のクレーム数が激増、主な原因は〝6・18(ecサイト「京東」の大型セール)〟、〝双十一(11月11日のシングルデーセール)〟、〝黒五(11月第4木曜日のブラックフフライデーセール)〟だった。

同年の商品類クレーム数は約11万5065件で、全体の61・03%を占めた。商品別では、スマホ・デジタル類が前年比30・08%で全体の15・63%、家電類が最多の60・55%を占めた。主に大型家電、厨房器具、パーソナルケア機器に集中した。

なお、ecコマースでのショッピングクレーム数は前年比11・09%減の約12万5390件、全体の66・51%を占めた。北京市工商局は16年8月に京東、天猫、アマゾンなど12の大手ecサイトと消費者権益保護に関する協定を締結している。

~北京天津ジャピオン2018年3月19日号~

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