観光地としての基準満たさず 北京5カ所のA級資格取り消し

【北京12月10日】北京市文化旅遊局は12月10日(火)、観光スポットとしての基準未達により景区5カ所のA級資格を取り消したと発表した。取り消されたのは、首雲鉱山公園景区、雲蒙三峪景区、雲蒙山森林公園、平谷徳双叡景区と聖泉親水湾景区。

発表によると、密雲区の首雲鉱山公園景区と雲蒙三峪景区は運営企業の方針転換により観光スポットとしての正常な営業ができなくなったとして、それぞれAAAとAAの資格を取り消された。

雲蒙山森林公園は新たな開発計画のため現在ゲートを閉鎖しており、AAA級の取り消しを申請していたのが今回承認された。

平谷徳双叡景区は土地の用途規制により現在多くの施設が取り壊され観光スポットとして機能しておらず、A級資格取り消しを申請して受理された。

聖泉親水湾景区は2007年にA級指定を受けて以来開発が進まず、観光客の需要を満たしていないとしてA級資格取り消しを申請して受理された。

また今回は、A級観光地だった掛甲峪景区が、ここ10年のインフラの整備とサービス向上により、新たに「長寿山景区」の名でAAA級観光地として認定されている。

 

~北京天津ジャピオン2019年12月16日号~

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