【北京7月21日】北京市電影局局長は7月21日(火)、「北京市新型コロナウイルス肺炎発生の予防と対策に関する記者会見」の席上で、市内の低リスク地区の映画館は24日(金)より上映再開を許可すると発表した。
上映再開に際しては、感染防止及び安全を第一とし「中国映画配給映写協会による映画上映会場再開に向けた疫病予防と対策の手引き」と「北京市映画上映会場再開に向けた疫病予防と管理のガイドライン」に従うよう指示。シネコン・映画館に対し、スタッフの健康管理、ホールや劇場、トイレなど公共区域における1日2回以上の噴射消毒、館内座席やひじ掛け、3D専用メガネなどの使用毎の消毒などを要請している。
また、チケットは実名予約制とし、座席は1席ずつ間隔を空け、1回上映毎の観客率を30%以内に制限。このほか1日の上映回数を平常時の半分に減らし、原則として上映時間は2時間以内に定めている。
~北京天津ジャピオン2020年7月27日号~