コロナ+呼吸器系感染症予防で マスクの重要性を改めて強調

【北京12月22日】北京市での新型コロナウイルス感染症例が確認され、呼吸器系感染症の流行期に突入したことを受け、北京市疾病予防控制中心は最近、WeChat(微信)公式アカウントにてマスクによる予防の必要性を改めて強調した。

具体的にマスク着用が必須な状況として、病院での受診、入院患者の見舞い、付き添い、発熱または呼吸器系感染症の患者が他人と接触、外出する際、他人と1m以内で接触、公共交通機関への乗車、エレベーターなどの人が密集する封鎖された場所などを挙げている。

同時に正しいマスクの着用方法として、マスクを着用する前に手を洗い、手の衛生を保つこと、マスクの表面と裏面を区別し、色の付いた面を外側にし、金属ワイヤーで鼻を挟むことなどを挙げている。またポイントとして、会話や飲食の際にマスクをあごの位置にずらす、腕にかけるなどの行為はマスクの汚染や防護効果を失う恐れがあるため、マスクはそのまま取り外し、折りたたんで保管するよう注意している。

さらに注意事項として、マスクが湿る、あるいは汚れた場合はただちに交換し、マスクを廃棄する際はむやみに捨てるのではなく、ゴミ収集所に廃棄するよう促している。

~北京天津ジャピオン2020年12月28日号~

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