【北京11月15日】最近、門溝頭区の潭柘寺に1匹のキツネが出没し、SNSで話題になったことを受け、北京市野生動物救護中心の専門家は、北京では10年以上野生のキツネが出没していないことから、人工飼育されていたキツネであり、早急に移送すべきだとアドバイスした。
キツネは潭柘寺に訪れた多くの観光客に目撃されており、人を怖がらず快く写真に収まるため、SNSで人気を博していた。寺のスタッフによると、キツネは隣接する山に入るなど、景区内を自由に徘徊しているという。
専門家は、人に飼われていたキツネは屋外での生存能力が低いと同時に人を傷つける可能性もあるとし、適した場所への移送及び飼育が必要だとしている。
~北京天津ジャピオン2021年11月22日号~