北京市でプラ汚染削減計画 分解不可のプラ製品を禁止へ

【北京12月24日】北京市発展改革委員会、生態環境局は最近、「北京市プラスチック汚染治理行動計画(2020―2025年)」を正式に実施するとした。

同計画は近年、使い捨てプラスチック製品の消費量が激増したことを受け、プラスチック汚染問題への取り組みを具体化したもの。計画では3段階の目標を定め、第一段階として22年までにプラスチック汚染取り締まり措置を全面的に実施し、使い捨てプラスチック製品の消費量を削減すると同時に、代用製品を推進していく。

具体的には、20年末までに飲食業に対し、非分解性プラスチック製ストローの使用、テイクアウト・デリバリーサービスにおける非分解性ビニール袋の使用、観光地のイートインにおける非分解性プラスチック製食器の使用を禁止し、21年6月末までには飲食業に対し、非分解性プラスチック製マドラーの使用を禁止するとしている。

~北京天津ジャピオン2021年1月4日号~

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