利用者1000万人規模 北京市地下鉄、世界最大に

北京市地下鉄は3月8日(金)、一日の乗客数が1027万5400人を記録、初めて1000万人を突破した。
これを受け、北京市軌道交通指揮センターの責任者は3月11日(月)、2カ月後に14号線の一部が開通、10号線の全線開通が実現するなどし、利用者数は日常的に1000万人規模となると述べた。
現在、地下鉄平均利用者数世界一の都市は、一日800~900万人のモスクワだが、今後北京がモスクワを超え世界一の規模を誇ることになる。
北京市はこの10年で地下鉄全線の総距離が2003年の114㌔から12年の442㌔にまで増加し、その長さは中国一となった。
07年からは毎年新線が開通しており、同年に179・43万人だった一日の平均利用者数は、昨年末までに672・57万人に増加、一日の最多乗客数も839万人を記録していた。
(3月12日)

~北京ジャピオン2013年3月18日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP