“五一”の観光客数は54%減*デリバリー注文量は3割増に

【北京5月5日】北京市公園管理中心は5月5日(木)、4月30日(土)~5月4日(水)の“五一(5月1日の労働節に伴う連休)”期間、市属公園10カ所及び国家植物園に訪れた観光客数は前年同期比53.52%減の109万1500人だったと発表した。

同期間、市属公園10カ所及び国家植物園では検温、48時間以内のPCR検査陰性証明の厳格なチェックを実施。統計によると、48時間以内のPCR検査陰性証明がなく、出直しを勧告された観光客は1万4028人に上った。スマホを所持しておらず、PCR検査陰性証明を確認できない観光客に対し、代理調査サービスを提供。観光客数4万147人が同サービスを受けていた。

また、北京市旅行者数は306万1000人、旅行総収入は15億8000万元だった。4日の時点で、市内219カ所の等級観光地のうち、観光客を受け入れたのは65%に当たる143カ所だった。

一方、北京では5月1日(日)~4日の期間、店内飲食が禁止されたことを受け、市内のデリバリーの注文量が前年同期比で約3割増加。商業圏の飲食店によると、注文量が増加しただけでなく、客単価も大幅に上がったとしている。

~北京天津ジャピオン2022年5月16日号~

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