【北京7月4日】北京市門頭溝区は最近、「“門頭溝区小院”精品民宿支援方策」を打ち出し、同区におけるブティックホテル(小規模ながら独創的なサービスを提供するホテルや高級民宿の総称)の建設やアップグレードを奨励するとした。
今回の支援方策は9項目に及び、具体的にはホテル等級レベルに沿って1軒につき5~10万元の奨励資金を給付するほか、使用されていない村の集合住宅をブティックホテルにリノベーションする場合には、50万元以内の建設補助金を支給するとしている。
豊かな歴史・文化と村落や森林などの自然資源を有する同区では、2019年より独自のブティックホテルブランドを立ち上げ、地域の特色のあるブティックホテル開発モデルを構築している。
「ブティックホテルガイドブック3.0版」によると、現在、同区では全58軒のブティックホテルが経営しており、このうちホテル等級レベルのゲストハウスが36軒、五ツ星レベルが9軒、四ツ星レベルが13軒、三ツ星レベルが14軒となっている。
データによると、今年4月末までに同区のブティックホテルは55の村に跨り点在している。
~北京天津ジャピオン2022年7月11日号~