【北京7月24日】北京市重大項目建設指揮弁公室は最近、北京市と河北省を結ぶ軌道交通線となる北京軌道交通22号線の建設を急ピッチで進めていることを明らかにした。
2025年の開通を予定している同路線は、河北省廊坊北三県から北京城市副中心までを最速9分、北三県から北京CBD(東大橋駅)までを最短32分で結ぶ。同路線は全長81.2キロ全21駅で、このうち北京側は約51.2キロに16駅、河北側は約30キロに5駅となる。
一方、17号線北区間及び16号線の残りの区間(楡樹庄‐宛平城)は年内の開通を見込んでおり、両線が開通した際には、北京市の軌道交通運営距離は約837キロに達する。
17号線北区間(未来科技城北区‐工人体育場)は、現時点で車両を入れた調整・試運転の段階に入っている。同路線は北京の東部を南北に貫く主要路線で、全長49.97キロに全21駅を設置。このうち10駅は新設駅となる。全て地下路線で、昌平、東城、朝陽、通州の4区を結ぶ。なお、南区間(十河里‐嘉会湖)は21年末に開通している。
16号線の残りの区間は約3.9キロで、全線開通により、北の北安河駅から南の宛平城駅まで約85分で結ぶ。
~北京天津ジャピオン2023年7月31日号~