我が家のような温かさ
日系企業のオフィスが多い大望路で、駐在員たちが通い集う居酒屋「太一」。
オーナー兼女将の劉さんとスタッフがいつも温かい笑顔で迎えてくれ、我が家のようにくつろげると評判だ。
もう一つの人気の秘密は、日本人のツボを押さえた素朴で優しい味わいの料理。
同店では、メニュー開発時に常連客に試食をしてもらいアドバイスを取り入れるなど、味に対する努力を怠らない。
また、季節ごとに、四季折々の食材を使った新メニューを提供している。
この春も、「たらの芽の天ぷら」(35元)や「たけのこ焼き」(25元)、内モンゴル産の採れたて新じゃがを使ったメニューなど、旬の食が楽しめる。
ほっくり柔らか旬の魚
今回は、別名「春告魚」、春を告げる魚と呼ばれる「メバルの煮付け」をほぼ半額でサービス!
「この季節にしか味わえない時季の魚、メバルは大連から新鮮なものを仕入れています。
料理長特製の甘口醤油ダレで煮こんだ身はふっくらと柔らかく、常連さんに大人気なんですよ」と劉さん。
ひと口ほおばれば、いい具合に脂が乗ったホクホクの白身と甘口ダレの旨みが口いっぱいに広がる。
ふた口目には千切り生姜を添えて。
冷酒や熱燗で一杯……となること請け合いだ。
さらに、磯の香りが食欲をそそる人気メニュー「小鯛の塩焼き」も半額で提供!
今夜は美味い魚をツマミに乾杯しよう。
info
住所:朝陽区建国路93号万達広場15号楼1階34号
電話:5960-3318、136-7108-6569、139-1010-6793(日本語可)
営業時間:11時~23時
席数:70席(個室2)
予算:昼35元~、夜80元~
~北京ジャピオン2013年4月8日号