10時間煮込むスープ

肌寒くなると恋しくなる温かい鍋料理。
そんな気持ちを十二分に満たしてくれるお店が、亮馬橋にある。
その名は、「小背簍（シャオベイロー）」。
鍋料理は数あれど、ここではキノコ鍋を専門とする。
日本人が大好きな「松茸」から、絹のレースのような見た目も美しい「キヌガサタケ」（78元）まで、希少なキノコ約50種類を味わえる同店。
「雲南省などから取り寄せた40種類以上の天然キノコを、10時間以上かけて煮込みました」というオーナー自慢の「キノコスープ」（大78元／小通常28元）は、滋養強壮に優れたキノコエキスたっぷりのやさしい味だ。
スープは他にも、烏骨鶏やスッポン、冬虫夏草をそれぞれ加えたスープなど６種類が楽しめる。

 

香り高き秋の味覚

今回は、秋の味覚の代表「松茸」を割引に！
松茸の香りを左右するのは鮮度。
同店では、雲南省シャングリラから３日毎に松茸を空輸し、新鮮なものを常備している。キノコスープに松茸を加え、立ち上る芳ばしい香りに酔いつつ、新鮮な肉（牛・羊・豚）や旬の野菜の鍋を満喫しよう。
鍋のお供には、松茸を白酒に漬け込んだ健康リキュール「松茸泡酒」（28元）を。
サイドメニューでは、キノコを使ってシシケバブそっくりに仕上げた精進料理「金牌素羊串」（５元／本）が酒のアテに◎だ。
今週は、家族や友達と一緒に訪れ、キノコ三昧といこうじゃないか。

 

info
小背簍
住所：朝陽区亮馬橋路40号二十一世紀飯店1階東側
電話：6593-6593、8597-8136
営業時間：11時～14時、17時～22時
座数：80席
予算：昼70元、夜150元

 

 

 

～北京ジャピオン2013年9月16日号