お医者さんの御用達 ~第143回「雪梨燉川貝」

??????????? [????]

??????????? [????]

 

雪梨燉川貝で喉の乾燥対策

――先生、最近すごく乾燥していますね。

先生 はい。
秋は、乾燥による咳の症状に悩まされる人が多いんですよ。
そこで今回は、喉と肺を潤し、咳止めの効果がある「雪梨燉川貝」という梨のスープをご紹介します。

――ドリンクショップなどで「秋梨湯」というものをよく見かけますが…。

先生 「秋梨湯」は、乾燥予防のために飲まれているものですね。
梨の皮を剥いて一口大にカットし、氷砂糖を加えて20分ほど煮込めば出来上がります。
「雪梨燉川貝」の方は、梨に肺を潤す効能のある漢方「川貝(センバイ)」を加えてじっくり煎じたものです。
梨も川貝も、〝清熱(熱を冷ます)〟や〝化痰止咳(痰を溶かして咳を止める)〟の効果があるんですよ。
咳止めの作用が高く、咳の症状が出た後に飲んでも、効果が実感できます。

――へぇ~。
では、作り方を教えてください。

先生 はい。用意するものは、梨1個、川貝5㌘、氷砂糖適量、そしてカップ&蒸し器です。
梨は皮を剥いて半分にカットし、種の部分をスプーンでくり貫いてください。
水と氷砂糖適量を加えたカップに、梨を入れます。
水量は梨を覆わない程度で。
梨のくりぬいた部分に川貝を2・5㌘ずつ入れて、蒸し器の中で2~3時間蒸せば完成です。
お子さんや老人にも飲んでいただけますが、白い痰が出る人、風邪を引いている人は、飲まないでくださいね。

 

??????????? [????]

取材協力/北京仁泰クリニック

 

 

~北京ジャピオン2013年9月16日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP