お茶と〝乾洗顔"で健康美肌
――先生、前回のお肌の美容法に引き続き、美容にいいお茶をご紹介いただけるそうですね。
先生 はい。
美容茶の作り方ですが、肝臓の気の流れをよくする作用のある「薄荷」1?に、熱を取り除く〝滋陰?のための「芦根」3?、滋養強壮や美容に使われる「玉竹」3?、「氷糖」を2~3粒と「棗(ナツメ)」を1つ加えて、適量の水で煮出してください。
これが1日分の量になります。
――ミントが爽やかで、夏にピッタリですね!
先生 はい、清涼感があって、非常に飲みやすいですよ。
美肌は、皮膚の表面のケアだけでは手に入りません。
美肌を目指す人は内臓、特に肝臓に気を配る必要があります。
肝臓は身体に入る毒素を解毒する器官ですので、肝臓が弱ると不要な物質が排出されず、新陳代謝が滞って、シミのもとになるメラニンが肌に停滞しやすくなるんです。
このお茶は肝機能の働きを助けますので、飲む習慣をつけたいですね。
――毎日飲んで、私も美肌美人になります!
先生 あと、これ以外に実践してほしいのが、〝乾洗顔?というマッサージです。
朝起きたら洗顔する前に、手を摩擦で温め、手の平で優しく撫でるように顔の中心から外に向かって、顔の脂分が均一になるようにマッサージしてください。
皮脂が毛穴への有害物質の侵入を防いでくれますよ。
お茶とマッサージで、健康美肌を目指しましょう。
~北京・天津ジャピオン2014年6月9日号