お医者さんの御用達 ~第111回 漢方カイロ

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漢方カイロで冬を乗り切る

――先生、今年の冬は寒さが厳しくて、体調を崩す人が続出してますね。

先生 そうですね。
実はそういった方のために、当院ではオリジナルの漢方カイロ「薬熨包」を作ってみたんですよ。

――へぇ。
ちょっと拝借。
意外にずっしり重いですけど、中には漢方薬が入ってるんですか?

先生 はい。
今冬の気候に合わせて成分を配合しているんです。
主に寒気を散らし、湿気を取り除く伸筋草や威霊仙などの生薬を使用しています。
血行を促進し、筋肉を暖めるので冷え症や腹痛、消化不良などの胃腸障害、腰痛、生理痛などの解消に効果的ですよ。

――なるほど。
ちなみにどうやって使うんですか?

先生 水約200㍉リットルを入れたカップと一緒に電子レンジの中火で3分間温め、裏返してさらに2分温めて下さい。
レンジから取り出したら布で包み、問題のある部位に当てながらカイロを揉んで下さい。
そのまま皮膚の温度と同じくらいになるまで、患部に当てておきましょう。

――お、漢方の香りがたち込めますね。
ポカポカして気持ちいい!
痛みが引いていくのが判ります。

先生 でしょう?
漢方カイロにお灸と健康補助食品「扶正育元膏」をセットにしたギフトボックスもありますよ。
春節に帰国される方は、ご家族への贈り物にしてみてはいかがでしょう?

prof

取材協力先/北京御源堂中医診所

 

~北京ジャピオン2013年1月21日号

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