元宵節は爆竹納めで大気悪化 全国で死者6人と事故多発

北京市では、元宵節となった2月14日(金)、各地で花火や爆竹が鳴らされ、同日24時頃には、微小粒子状物質「PM2・5」濃度が1立方㍍につき532マイクログラムを記録し、空気は旧暦の大晦日より50%以上、前年と比べても20%悪化した。
当日は、PM2・5濃度が午前の時点で200?グラムに達し、市は空気重汚染青色警報を発布。
しかし、夜にかけ花火・爆竹の使用が増え、市内は爆竹音と煙硝臭、もやに包まれた。
空気の悪化について市政府は、同日が花火や爆竹の解禁期間の最終日ということもあり、多くの市民が未使用の花火・爆竹をすべて使いきろうとしたことが原因と分析している。
また、当日は全国で火事2581件、死者6人が出るなど事故が多発。
市でも、密雲県に住む47歳の男性が頭部に花火の直撃を受け、脳挫傷などの重傷を負った。
(2月16日)

 

~北京ジャピオン2014年02月24日号

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