中国で〝こどもの日"に当たる6月1日の「児童節」が、今年は端午節休暇と重なり、5月31日(土)~6月2日(月)の休暇中、北京や天津では、端午節の伝統的なイベント以外に、子連れで楽しめる施設やスポットなども人気を集めた。
北京市北西部の延慶県では、端午文化節が開かれ、北京・天津・河北省対抗のドラゴンボートレースのほか、ちまき作り体験や伝統工芸品の展示?販売も行われ賑わいを見せた。
また北京動物園では、児童節当日、身長120㌢以下の子どもを連れた保護者1人が入園無料となるキャンペーンを実施。
チケット代節約のため、保護者が子どもと入園後、入口付近の柵越しに子どもを園外の同行者に渡すといった行為が見られ、入場ゲートが一時混乱状態となった。
一方天津には、期間中約140万人の観光客が訪れ、観光収入は昨年比132%増の5億7500万元を記録。
天津市民の間では、北部の薊県で登山などのアウトドア活動が人気となった。
(6月3日)
~北京・天津ジャピオン2014年6月9日号