【北京11月23日】北京師範大学が11月22日(水)に発表した「2014年中国労働力市場発展報告」によると、北京の通勤時間は97分と最長であることが分かった。
北京以外では、広州、上海、深センなどの都市の通勤時間が長く、原因は交通渋滞や郊外への居住で、毎日の平均通勤時間は90分超。
一方、天津、南京、瀋陽、重慶などでは平均通勤時間は65分超となっている。
また、同報告によると、過度の残業も中国社会の問題と化し、9割の企業が週労働時間40時間以上、過半数が毎週4時間以上の残業となっている。
同報告の主催者である北京師範大学労働力研究中心主任によると、目下、中国には男性の労働時間が女性より長いという現象が存在し、男性は女性より平均2時間多く残業していると話している。
~北京・天津ジャピオン2014年12月1日号