【武漢市1月30日】湖北省武漢市に住む夫婦が、最近、長女の猛烈な反対を受け、2人目の子どもの出産を諦めるという出来事があった。
夫婦の妻は〝1人っ子政策〟の緩和策が公布されてから1年がかりで、44歳にして第2子妊娠に成功。しかしながら13歳になる長女は、学校をさぼり家出、飛び降り自殺を図るなどして第2子を諦めるよう両親を脅し始めた。
ある日、長女が刃物で手首を切ろうとしたため、夫婦は泣く泣く第2子を断念、妻は中絶手術を受けた。これに対し医師は「これまで祖父母と両親に甘やかされ、自分中心の世界で生きてきた子どもにとって、妹や弟の出現は脅威。親子の対話が重要」と話している。
~北京・天津ジャピオン2015年2月9日号