北京市統計局は7月27日(金)、2011年の北京地区GDPの初期統計結果が前年比8・1%増の1兆6251・9億元であると発表した。また、常住人口から計算した一人当たりのGDPは1万2643ドルで、前年比3・8%の伸び率だった。
同局広報担当者によると、市の一人当たりGDPは2010年に世界銀行が定めた国家・地域別貧富基準の中上級収入枠の上限にあたる数値であり、富裕国家の水準に接近したとした。また今後、北京の経済構造に変化が現れるとした上で、情報・文化産業などを含む第三次産業の発展がより重視されると語っている。
(7月28日)
~北京ジャピオン2012年8月6日号