雍和宮に焼香客6万人殺到 第一焼香者は75時間待ち

【北京2月20日】北京の雍和宮では、春節(旧正月)にあたる2月19日(木)、大勢の焼香客が詰め掛け、16時には6万人を超えた。
新年の第一焼香客は、2月16日(月)の早朝4時に北京に到着した湖北省出身の王凡氏で、75時間待ちだった。第二焼香客も湖北省出身の周氏で、2月18日(水)朝7時に列車を降り、そのまま雍和宮に直行したと話している。
その他、大晦日にあたる18日23時には雍和宮西門前に約20人が列を成した。同日24時には、列は約40人に増加。雍和宮の周囲で爆竹や花火が鳴る中、焼香客たちは携帯電話を取り出し、花火を撮影して過ごした。
19日当日、東城警察は約2000人の警備人員を派遣し、通行規制や人数制限、胡同口の封鎖などの処置にあたった。19日朝7時~12時までの入場客数は約3万人となり、雍和宮大街東側に鉄柵で参拝客専用の通路が設けられ、雍和宮大街東西両側の12の胡同と国子監街は一時的に封鎖された。

 

~北京・天津ジャピオン2015年3月2日号

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