故宮・大高玄殿、修繕を開始 2年後には60年ぶり開放へ

【北京4月3日】故宮の大高玄殿の修築が4月2日(水)、早朝の小雨の中、開始した。
約400万元を投じて行われる同修築プロジェクト、大高玄殿の修築は、60年以上ぶり、初の大規模な修繕となる。
故宮博物院工程管理処処長によると、この大修繕は屋根瓦やレンガなどを含め、各建築物本体を重点的に修繕し、来年末の竣工を予定。
その後、ペンキ塗装や庭園の地面などの基礎設備の修繕を経て、2017年の完成を予定している。
皇家の道教寺院である大高玄殿は神武門を出て西へ曲がり、景山公園の壁沿いを通り道路を隔てたところにあり、その赤い門は60年以上、閉ざされたままだった。
2017年の修繕完成、一般開放後、ここから紫禁城を眺めることができる。

~北京・天津ジャピオン2015年4月13日号

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