【中国台湾5月8日】中国台湾に住む少年が、抗がん剤の影響で抜け落ちた髪を気に病み登校を拒否したところ、近日、クラスメイトが坊主頭で登校するという出来事があった。
少年は高級商工職業学校の自動車修理科に在籍。
10数年前、夫の暴力に耐えかねた母親が4人の子どもを連れ家を出、母子のみの生活を開始。
しかし3年前、母親に乳がんが見つかり、子どもたちは学業と看病の合間にアルバイトで生計を助けた。
ところが昨年10月、三男である少年に悪性リンパ腫が発覚。
化学療法で髪が抜け落ちたため、人の目を気にした少年が不登校がちになったところ、同級生15人が同様の坊主頭にして少年を迎えたという。
~北京・天津ジャピオン2015年5月18日号