【北京8月25日】北京市環境保護局は8月25日(火)午後、抗日戦争勝利70周年記念イベントに向けた空気レベル保障の第一段階の状況を発表した。これによると、8月20日(木)~25日までの北京の空気レベルは優良レベルを維持し、連続5日間のPM2・5平均濃度は1平方㍍あたり19・5マイクロ㌘と、PM2・5観測以来の最低値を記録した。
北京市環境保護監測中心主任によると、20日(木)に空気レベル保障処置を実施して以降、PM2・5、PM10、二酸化硫黄、二酸化炭素、二酸化窒素、オゾンの主要6項目の汚染物質のうち、PM2・5、PM10の平均濃度が例年同期比で顕著に低下した。また、交通環境空気監測データでも各種汚染物質濃度は軒並み低下しており、中でも7時~9時の渋滞ピーク時のオゾン濃度は50%以上低下したとしている。
~北京・天津ジャピオン2015年8月31日号