民警公務執行妨害事件相次ぐ

3カ月で負傷案件109件に

【北京3月27日】北京市公安局は最近、今年に入ってから公安局民警が執行中に執行妨害に遭ったケースは109件で、民警49人が軽いケガや傷害を負ったことを明らかにした。

公安局によると、上記の事件により警察は155人に対し法的な処置を実施、そのうち120人を勾留した。

今年3月4日(金)20時頃、海淀区花園路派出所で、勤務中に民警が負傷する悪質な警察襲撃事件が発生。無許可経営の果物販売商を発見した民警が城市管理部門に報告し、行政処分を執行しようとしたところ、男に果物ナイフで頸部を刺された。事件後、公安局は重大警察襲撃事件として緊急の対応策を実施し、予審、法制部門などとの協力により、容疑者を勾留していた。

公安局は、今後も継続的に民警の正当な執行に対する妨害行為を取り締まるとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年04月04日号~

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