【北京3月11日】桜の名所として知られる玉淵潭公園は3月11日(水)、花見シーズンの入園者数を例年の30%に制限し、予定されていた桜花節などのイベントや展示も中止すると発表した。
公園によると4月15日(水)まで入園券は微信公式サイトでの予約販売のみとなる。入園者はマスク着用・検温の上、ゲート前に設けられた緩衝エリアをひとり1m以上の間隔を空けて無接触で入園する。東門駐車場と西門駐車場は閉鎖、望海楼駐車場も一般客は使用不可となる。
園内では1.5mの距離を保ちながら散策することが推奨され、赤い服を着た巡回員が一カ所に多くの人が滞留しないよう注意を促す。週末や祝日など入園者の多い日には、人気の高い桜花園は一方通行での鑑賞となる。
また頤和園でも微信公式サイトで入園券の予約販売を行っており、道幅の狭い西堤エリアでは混雑しないよう入場制限が行われている。
~北京天津ジャピオン2020年3月23日号~