北海公園での行楽が一転

つむじ風によりボート転覆

【北京4月4日】北海公園西岸の水域で4月3日(日)13時45分、突然巻き起こったつむじ風により、一艘のボートが転覆し乗客2人が池に落ちた。

事故発生後、見回りの警備員が駆けつけ乗客を救助、幸い2人にケガはなかった。事故を目撃した観光客によると、つむじ風は岸辺で巻き起こった後、水上へ移動。数㍍の高さにもなる渦状の水しぶきを上げたという。当時、水上には7、8艘のボートが出ていたが、渦はボートの間をかすめて移動し、うち1艘のボートを転覆させた。つむじ風は約2分ほど続いたとしている。

北京市気象局の局員によると、つむじ風は一般に、晴れの天気で地表に受ける熱が均等でない場合に気流の変化が起きて発生するとされ、草地や砂漠などの乾燥した場所で起こりやすいとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年04月11日号~

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