中国人春節旅行の傾向に変化

予算よりもクオリティ重視に

【北京2月2日】大手旅行サイトの携程旅行網は2月2日(火)、今年の春節休暇の旅行に関するデータを発表した。

これによると、春節の中国人旅行者の四ツ星、五ツ星ホテルのニーズは予測を上回り、大陸外ではホテル予約全体の6割以上、大陸内は53%を占めた。また、春節前後の15日間で欧州10カ国の周遊や、約1カ月間の南極諸島及びアルゼンチン、ブラジル周遊に15万元以上消費する旅行者がいることがわかった。

同社の研究員によると、近年、大陸外旅行市場ブームと1人あたりのGDPの増加、旅行概念の変化により、旅行により多くの時間や金銭を費やす傾向にあるとしている。

一方、春節の旅行目的地の人気検索ランキングのトップ3は、国内では上海、北京、三亜、大陸外・海外は中国香港、台北、韓国ソウルで、人気急上昇中のスイスのローザンヌは9位だった。大陸の人気観光地検索の上位は、広州長隆野生動物園、三亜亜龍湾、ハルピン氷雪大世界だった。

~北京・天津ジャピオン2016年02月15日号~

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