【北京5月12日】北京首都空港公安局は5月12日(木)、乗客の女性が他人の身分証で搭乗しようとしたとして罰金1000元を科した。
同日早朝6時頃、第二ターミナルの国内線安全検査にて、検査員が他人の身分を偽った女性客を発見し通報。首都空港民警が現場に駆けつけ、女性を連行し、口答尋問を行った。女性は旅行へ行く予定が身分証を紛失し、偶然拾った身分証を使用したと供述している。
「中華人民共和国居民身分証法」規定によると、偽造あるいは他人の身分証を使用した場合、200元~1000元以下の罰金、または10日以下の拘留が科される。警察側は飛行機に乗る際は合法の身分証を使用し、紛失や失効した場合はターミナルの警務工作室で臨時搭乗証明の手続きをするよう呼びかけている。
~北京・天津ジャピオン2016年05月23日号~