北京市内公寓で地下賭博が横行 メディア潜入で実態が明らかに

【北京6月6日】北京公安局公式ウェイボー(微博)は6月6日(月)、メディアによって報道された市内のマンションに存在する地下賭博場について、北京警察は十分に重く見て現在、調査を展開し、調査結果により法律に即して厳重に処罰する予定だとした。

日刊紙『新京報』は同日、北京海淀区の新華聯公寓23階で地下賭博場が開帳されており、博打などの方法で賭博客から毎月100万元以上を巻き上げていると報道していた。潜入記者によると、厚い防犯扉の奥の狭い空間はタバコの煙が濛々とたち込め、5~6mの賭博台ではミニスカートの女性2人がポーカーチップをさばいていた。チップに現金数万元を使う客もいれば、テーブルの上に不動産証明書を置く人もおり、負け込んだ客に数十万元を貸し出す高利貸しも待機していたとしている。また、賭博は日夜開かれ、一局におよそ100万元の金が動き、胴元は容易く毎月数百万元の利益を得ていると伝えていた。

~北京・天津ジャピオン2016年6月13日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP