20年までの気象事業発展計画天候予報適中率を引き上げへ

【北京8月11日】北京市気象局は8月11日(木)、「北京市〝十三五(2016~20年)〟時期気象事業発展計画」の中で、2020年までに北京市の24時間以内の天候(晴れ、雨)予報適中率を93%以上に引き上げるとした。同時に、雷などの突発的な気象災害警報を1時間以上前に発令する計画だとした。

報告によると、〝十二五(2011~15年)〟の北京市の温度と天候予報適中率は、初期との比較で大幅に上昇、24時間の天候予報適中率は初めて90%を突破した。この適中率を93%まで引き上げ、5日以内の温度(最高温度、最低温度)と天候予報適中率をそれぞれ75・6%、76・04%、89・5%まで引き上げるとしている。

また、0~12時間予報警告適中率引き上げプロジェクトを重点とし、10分ごとに予報を更新する短時間予報警報能力を強化。災害性天気の発生に伴い、雷雨、雹、竜巻など、災害性の強い天候が発生する区域への予報や警報信号を随時、公表していくとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年8月22日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP