北京市疾病予防控制中心 全面的な疫病防止策を展開

7月21日(土)の歴史的暴雨を受け、北京市疾病予防控制中心では近日、疫病などの二次災害に対する活動を展開しているという。
北京市伝染病消息報告ネットのデータによると、21日から1週間経過した時点での全市の伝染病の発生状況は昨年同期と変わらず、被災地でも伝染病の異常増加や集団感染は見られないという。目下、同センターでは水質や食品の監督測定、消毒、殺虫、ネズミの駆除などを全面展開している。
また、北京市疾病予防控制中心専門スタッフは被災地入りし、被災地の飲用水源の汚染状況のデータを取得。その結果、市内5カ所の被災区県のうち、石景山区を除く4カ所の生活飲用水が腸の伝染病を引き起こす危険性のある深刻な汚染を受けていることが判明している。
(7月31日)

~北京ジャピオン2012年8月6日号

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