【北京3月21日】北京警察が3月21日(土)に発表したところによると、1月末から現在までの期間に、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎に関連した63件のインターネット詐欺を摘発。容疑者85人を逮捕し、総額1億3000万元の被害を未然に防いだ。
新型コロナ発生以来、マスク、防護服、消毒液などの需要が激増し、これに乗じてネットで架空の商品を販売する詐欺が横行している。
海淀区ではSNSグループのメンバーになりすましてマスクを販売すると持ちかけ、1万元をだまし取った男が逮捕された。
このほか自宅待機中のアルバイトと称してネットショップで架空注文させ、アルバイト代を支払わない詐欺も発生している。
~北京天津ジャピオン2020年3月30日号~