北京、肺がんが悪性腫瘍のトップ 喫煙との関連性を改めて指摘

【北京11月3日】11月の「世界肺がん関心月間」を受け、北京市衛生と計画生育委員会は最近、肺がんは北京における悪性腫瘍(再発を除く)の5分の1を占め、男性の悪性腫瘍の1位、女性の悪性腫瘍の2位だとした。

「北京市衛生と人群健康状況報告」のデータによると、2014年に北京市で報告された肺がん罹患例は8373例で、悪性腫瘍のうちの約20%を占めている。

同委員会広報によると、肺がんの危険要素は明らかに喫煙で、自主的な喫煙だけでなく、受動喫煙も罹患の危険性を高めるとした。また、調理の油煙や内装の汚染物質、車の排気も危険要素だとしている。

一方、肺がんの予防に関しては、多くの要素が重なり、長期に渡る蓄積の結果であることから、生活の改善が必須だとした。また、早期発見、早期治療が死亡率の低下に有効だとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年11月14日号~

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