【北京12月6日】北京市疾病予防控制中心は12月6日(火)、11月に北京で報告された集団性急性胃腸炎は12件に上るとした。そのうちの9件がノーウォークウイルスによる感染で、10件が幼稚園、残り2件は小学校で発生していた。
ノーウォークウイルスは急性胃腸炎を引き起こす病原体で、感染力が強く、レストランや学校、病院など密閉された場所で感染しやすいという。感染から24~48時間後、主に嘔吐や下痢などの症状が現れ、病状は2~3日は続くとしている。
目下、感染ピーク期が続いているため、集団性症例が継続的に発生する可能性があるとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年12月12日号~