北京の風物詩・綿毛の季節到来 柳の木6306本の綿毛抑制へ

【北京4月18日】北京市公園管理中心関連責任者は4月18日(火)、市属の11公園内の6306本の柳の木に対し、剪定、散水、薬物注射などの方法で柳の綿毛の処理にあたっているとした。

北京動物園内では同日、綿毛の飛来を抑制するため、散水車により、飛び散る前の柳の雌株上の綿毛に水撒きが行われた。動物園基建緑化科科長によると、同園では長年の生物と気候の観測により、柳の木の成長期を予測し、綿毛を未然に防いでいるという。

前出の公園管理中心の責任者によると、頣和園、玉渊潭公園、北京動物園、北京植物園、紫竹院公園、天壇公園などに柳の木が集中しており、調査によると市属公園内の合計1万2048本のうち、綿毛が発生する雌株は6306本と総数の52・3%を占める。なお、柳の木の樹齢は一般的に30~50年となっている。

~北京天津ジャピオン2017年04月24日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP