故宮博物院内の陶瓷館が再開 明・清代の皇室御用窯も登場

【北京4月30日】故宮博物院「陶瓷館」が5月1日(土)、観光客の受け入れを再開した。

2年以上の改修期間を経て再開した陶瓷館は、文華殿から武英殿に移設し、展示スペースやテーマ、展示点数、建築物との融合などを全面的にリニューアル。11から17に増設された展示テーマの中でも“五大名窯”と明・清代の皇室御用窯が見どころとなる。また、展示点数は従来の約400点から約1000点に増加。年代では清代末期1840年~1949年までとなる。

陶瓷館は1952年に慈寧宮区にて創建。数回にわたる移設・改修を経て、今もなお中国陶器の約8000年に及ぶ歴史を伝えている。

常設館である陶瓷館は入場料不要、10日前より予約可。

~北京天津ジャピオン2021年5月10日号~

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