【京津5月25日】中国の大手人材会社「智聯招聘」は最近、「2017年大学卒業生求職状況調査報告」を発表した。これによると、2017年卒業生の平均契約月収は4014元だった。
このアンケート調査は、2017年卒の職業専門学校生、本科生、修士生、博士生ら9万3420人から回答を得たもの。調査によると、17年卒業生の就職率は73・5%で、国内で継続して学業を選ぶ学生の比率は2016年の16・5%から6・3%へと激減。海外で継続して学業を選ぶ比率も昨年の4・8%から3・4%に低下している。
平均月収が高い卒業生の専攻は法学、工学、医学で、それぞれ平均5545元、4512元、4500元だった。一方、月収が低い卒業生の専攻は教育学、農学で、それぞれ3258元、3184元だった。また、業界別の平均月収の最高はIT業(通信、電子、ネット)の4867元、次いで金融業、交通・運輸・物流業の4692元、4457元だった。
~北京天津ジャピオン2017年06月05日号~