【北京11月21日】大興区にある北京野生動物園のクマ・エリアで11月19日(日)、男性観光客が2回にわたって車を降り、クマに向かって物を投げる写真がネットにアップされ、「クマを攻撃している」と物議を醸した。
北京野生動物園は20日(月)公式サイト上で、この写真は確かに同園の自家用車周遊区で、客の投げたのはニンジンだったと発表した。
同園によると、自家用車周遊区で車の窓や天窓を開けるのはいいが、下車は禁止されている。また動物の健康のため、客がエサをやることも勧めていない。この男性も入園時に、係員から口頭と文書で説明を受けていた。
騒ぎになって間もなく、この男性は新聞社に連絡を取り「遠くのクマにエサをやろうとしただけで、けがをさせるつもりはなかったが、自分のやったことは間違っていた」と謝罪した。
~北京天津ジャピオン2017年11月27日号~