【京津2月12日】河北省廊坊市永清県で2月12日(月)18時31分、M(マグニチュード)4・3の地震が発生した。
地震情報サイトの中国地震台網によると、震源の深さは20km。永清県政府弁公室は、この地震による死傷者、火災などの報告は受けてないとしている。
北京市地震局によると、北京市区でも地震の影響による揺れがあり、通州区于家務郷で最大M4、その他の地区でもM2~3が観測された。
一方、地震発生後、ネット上では「余震は継続し、どんどん強度を増す」、「M6・8のM地震が発生する」などのデマが飛び交った。これに対し、北京市地震局は公式ウェイボー(微博)で今回の地震は独立型地震で余震が起こる可能性は低いとし、今回の震源地で過去に発生した地震の大方が独立型だったと説明している。
また、天津地震局も天津市の大部分の地区で揺れがあったとし、専門家は天津地区でM5以上の地震が発生する可能性は少ないと分析している。
~北京天津ジャピオン2018年2月26日号~